■04/23■
母親が興奮して話しかけてきました。
「ビックリしちゃったわよ!」
聞けば
「ねんきん特別便」が届いたとか。
母親は中学校教師だったので、
共済年金です。
「公務員の共済年金は、
国民年金・厚生年金に比べて安全です。
ほら、こんなにしっかり記録されてるでしょ?」
というお知らせとして「共済ねんきん特別便」が。
そこまではいいのです
(公務員のための共済年金だから安心です、
という文言はカチンと来ましたが)。
そこに記載された
共済年金の加入記録がおかしい。
昭和13年生まれの母親なのに、
・昭和20年7月~昭和21年8月
んん!? 7歳で加入開始??
こりゃオカシイざます、と
すぐに電話連絡したそうです。
「旦那さんの遺族年金の記録ですよ」
亡き親父サマのだったんですね。
父は終戦1ヶ月前に招集され、
千葉で訓練を受けているうちに8月15日。
すぐに帰ったそうですが、
戦後のドタバタで
書類上は1年間兵士だったようですね。
その間が共済年金。
日本帝国軍人は
共済年金に入ってたんだ!?
広辞苑で調べたところ……
1923年(大正12年)に
恩給法を公布、
公務員・軍人・軍属に恩給(=年金)を支払う制度化。
'56年以降順次、共済年金に移行。
ぅおッ、
恩給だったのか!!
なかなか奥深いものがありますねぇ。