■05/30■
田嶋さんはいいヒトです。
「ドラえもん」をリスペクトするあまり、
“自分が考えるサイコーに感動する最終回”
を描いちゃったわけで。
田嶋さん自身はもう触れられたくない(当たり前です)
そうなのですが、あまりにも誤報が飛び回ってるので……。
・「ドラえもん「最終話」販売していた男が謝罪」
http://netafull.net/neta2007/020352.html
> 謝罪した男性はこの「最終話」をもとに、
> 20ページの冊子を作成、
> 2005年からネットや秋葉原で売ったのだそうです。
> その数、500円でなんと13,000部です。650万円分です。
もっと前からです。
何度も増刷したので、ほどんど儲かってないそうです。
壁サークルはコミケ当日だけで
数千円分の本をもっとさばいてますよ?
エロパロディで。
1000円本5冊を2万部ずつで1億円じゃないですか。
田嶋さんは数年でやっと600万円。かわいいかわいい。
・「ドラえもん最終話(偽)を描いた男が謝罪」
http://slashdot.jp/article.pl?sid=07/05/29/2324230
> (前略)古くから口コミやインターネットで知られる
> 「のび太が未来で動かなくなったドラえもんを治す。」
> というストーリー(
Wikipediaにも掲載されている)をもとに、
>
過去のドラえもんの漫画本から絵をコピーして作り、(後略)
はい、ボクも田嶋さんの本以外に何冊も見てます。
何冊も何冊も。
そして
>
過去のドラえもんの漫画本から絵をコピーして作り
これは間違いです。
コピー、もしくは藤子プロ関係者が描いたのでは?と
騒がれるほどソックリ=愛があったのですね。
悲しいことに
「愛が溢れすぎ、ソックリすぎて面白すぎたゆえの懲罰」
になってしまいました。
これによって、
マンガを愛する作家の新しい卵が減らないか心配です。
(金目的のエロパロディは生き残ってしまうでしょうが)
田嶋さんの本をデザインしたことがあり、
酒の席ですが一度お話させてもらい、
編集部からその人柄を伝え聞いてる身として……
田嶋さんの本をここでいっぱい紹介させてもらいます。
この逆境をバネに田嶋さんがいい仕事しますように。
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