■09/01■
法律上の穴ってやっぱ実在するんだなぁ。
判断基準の明確するにするための規則が、
それ自身に囚われて迷走する例です。
「ガーナの青年のリアル『ターミナル』」
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081157093759.html
[クラークフィールド 31日 ロイター]
ガーナからやってきた10代の青年がフィリピンの空港で足止め状態になり、
映画『ターミナル』でトム・ハンクスが演じていた役そのままの生活を送っている。
アイ・ニル・アリーさん(18)はサッカー選手で、
マニラの北70キロにある元米空軍基地のクラーク空港で
もう6週間以上、足止めを食らっている。
シンガポールがアリーさんの受け入れを拒否しているからだ。
黄色のサッカージャージに青のジョギングパンツ姿のアリーさんは
「元気ですよ。とても良くしていただいています。ただホントに退屈でね」と語った。
アリーさんはシンガポールで学生ビザがおりるのを待つ間、
フィリピンに住むいとこを訪ねていた。
ところビザの申請が却下され、アリーさんは最期の出国地、
フィリピンに送還された。
フィリピンは帰国便の証明がないアリーさんに、
観光ビザの発行を拒否し、空港施設から出ることを禁じたのだ。
アリーさんは、シンガポールにビザの申請を再考してほしいと訴えている。
ガーナへの帰国便を世話しようという申し出は断った。
スピルバーグ監督の『ターミナル』で、
ハンクスは東欧の架空の国からの旅行者、ビクター・ナボロスキが、
母国で起きたクーデタのためにパスポートが無効になり、
ニューヨークのJFK空港に閉じこめられてしまう。
映画では、ビクターはキャサリン・ゼタ・ジョーンズが演じる
魅力的なフライトアテンダントと恋に落ちたりするのだが……。
その映画を見たというアリーさんによると、
空港での恋物語は生まれていないそうだ。
「まだぜんぜんです」
(EXCITEニュースは期限が来ると消されるので全文引用)